セネガル日記_Dakar_ホームスティ_1027

 私は10月より毎週金曜日にセネガルの学校へ行き、教育の現場を見学しているのだが、そこの先生と仲良くなりその先生の家にホームスティさせていただくことになった。ありがたいことに、その方の家に泊まるにせよ、泊まらないにせよその方の家にお邪魔することがルーティーン化している笑

 金曜日の午前中に授業が終わり13時半ごろにタクシーに乗り、家に到着するとその方の子供さんやお母さんや従兄弟さんとお話しして、お昼ご飯を食べて、子供たちとダンスを一緒に踊ったり、歌を歌ったり、折り紙をして遊んだり、ルドー(Rudo)というボードゲームをしたり、家に来る物を売る人たちから商品を買ったり、料理を手伝ったりして時間を過ごします。皆さん、私のことを家族のように迎え入れてくれるので本当に居心地がいいですし、何も話さなくてもただそこに存在するだけでいいので幸せです。また、招待してくださる方が学校の先生なので、私がフランス語やウォロフ語が拙くても理解してくれますし、私の言語のスキルを伸ばす話し方をしてくれます。何かできる度に褒めてくださいますし、この家にいると言語のスキルが上達しているのを感じます。

 ところで、セネガルでは一夫多妻制が認められていますが、その理由の一つとしてセネガルでは女性が男性よりも多いことが挙げられるそうです。今までそこまで意識していませんでしたが、この家では女性が8人に対して男性が2人住んでいて、確かに女性の方が多いのかもと感じて驚いてしまいました。今までセネガル人の家に行くと男性から2番目の奥さんにならないかと言われていましたが、ここではその心配がなく単純にセネガルの色々なことが聞けたり子供達と遊べるので、そういう点でも居心地がいいのかもしれません笑

 夜ご飯にフォンデという料理を一緒に作らしてもらいました。以前セネガルのおやつチャクリ(セネガル日記_セネガルのおやつ、チャクリ - Eno_Senegal_Diaryの日記)について紹介しましたが、フォンデもチャクリと同じくミレットという穀物が元になっています。また、セネガル人の夜ご飯によく出てくるチェレもこのミレットという穀物が元になっています。しかし、調理工程が異なり、フォンデはお湯で煮るのに対し、チェレは蒸すのだそうです。さて、フォンデの作り方は簡単で、水を沸騰させてそこにかき混ぜながらフォンデを入れてある程度煮詰まってきたら火を止めて、内輪を使って冷まします。そして砂糖、ミルクの粉、コンデンスミルクを入れたら完成です。おそらく家庭によって少しずつレシピが異なると思うのですが、ここの家庭のレシピは最高でした!!お昼に食べたチャブジェンも美味しかったですし、前にお邪魔した時のパスタも美味しかったので、ここの家で料理の作り方を学びたいと真剣に思いました!

 翌日は朝早く帰宅する必要がある私に気を使ってくれましたし、本当にありがとうございます。また、来々週のホームスティが楽しみです!

 

お昼ご飯のチェブジェン

夜ご飯、一緒に作ったフォンデ

朝食

学校の先生と、お孫さんたちと

屋上から

家で飼っているインコたち