セネガル日記_Thies, M'bour_ホームスティ_0921

 少し前の話になりますが、9/10~9/20の間にセネガルの南のカザマンス地方へ環境キャンプへ行きました。その帰り道バスが泥道にハマったり、道が閉鎖されていたり、ガンビアの国境で外国人という理由で通過に時間がかかったりと様々な要因で、予定通り到着しないことが分かり、一緒に参加していた友達とバスの最終便は終わっているからタクシーで帰るしかないよな、、、と途方にくれていると、そのキャンプの責任者の方が「僕の家に泊めてあげるよ」と行ってくださいました。ティエスに到着するのが23時で、そこからダカールの自宅に帰るとなると25時以降になりそうだったので、その提案に飛びついてしまい、その日はその方の親戚の家に泊めてもらうことにしました。

 その方の家に到着したのが23時。10日間のキャンプでは濁った井戸水で生活していたので、眠たい中久しぶりに綺麗な水でシャワーを浴びれることに喜びを感じながら身体を洗い、その後に夕食のパスタをいただきました。そして、さあ寝ようと思いましたが、その招待してくれた方がお茶を入れてくれるということで、眠たい目を擦りながら外へ移動し、セネガル版バチュラーみたいな番組をマットの上で寝転びながら見ながらお茶を待っていました。10日間のキャンプは過酷で相当疲れていたので、その番組の途中で寝てしまいました。お茶ができた時にその方に起こしてもらい、お茶を飲んで「さあ、寝るぞ」と思ったら、「2番目のお茶まで飲んで行きなよ」と止められて、またそこで眠って、出来たら起こされて、、、を暫く繰り返しました。3番目になると、これはもうベッドにいくしかないと思って、お茶を飲み干すや否や立ち上がりました。その方はキャンプのリーダーで1番大変だったはずなのに、ケロッとしていて恐ろしかったです笑 就寝したのは朝の3時半です。

 翌日11時起きると、この家の家族の方は全員起きていました。日本だとこういったことは少しずうずうしいと思われるのかもしれませんが、セネガルでは1番遅くに起きても何も問題がないし、ただただ家族に甘えるのが文化なので、何も気になりませんでした(何度もホームスティするうちに慣れました)。シャワーを浴びて、家族と合流して飲み物を飲みながら話したり、家の前がサッカー広場なのですがそこの試合を見たり、家で飼っている兎、羊、鳥を見せてもらったり、洗濯物をしてもらったり、ご飯を食べたり、のんびりしている間にあっという間に時間が経っていました。元々翌日の朝に帰る予定でしたが、ここの家が居心地がよくて気がついたら夜になっていました笑 家族の方は「帰らないで、あと1週間くらい泊まって行ってよ。」と言われましたが、翌日に予定があったので帰らざるお得ませんでした。本当に予定がなければ、このまま居座っていたと思います。その夜は、大雨が降った影響で帰れるか不安でしたが、ご家族の方が知り合いのタクシーの方を見つけてくれてムブールから自宅まで1万5千cfa(本来なら1万cfa、乗合タクシーだと3千cfa)で帰ることができました。本当に何から何までありがとうございました。皆さんは、私のセネガルの家族です。

キャンプから戻ってきた日。深夜3時までアタヤを飲みながら鑑賞会

朝食は、定番のフランスパンとコーヒー

まだ起きていません

昼食のチェブジェン

食後のアタヤ

ここの家ではウサギを飼っています(珍しい!)

お世話になった方達と