セネガル日記_Saint-Louis_UGB(ガストンベルジェ大学)_1日目

 11月27日から、今年の9月に開催されたジガンショール州のUGB主催のキャンプに一緒に参加して知り合った学生の招待で、サンルイの観光兼UGB大学を訪れことになりました。2ヶ月ぶりの再会とあって、とても盛り上がりましたし、セネガルの北部という首都ダカールから離れた場所で再会できたのもとても嬉しかったです。


〈Salam Transport 〉
 セネガルにはDemDikkに加えてとても快適な移動バスがあります。それはSalam Transport です(Acceuil | Salamtransports)。黄色の見た目が特徴的なバスで、Rond point SIPRES en face station(Google Maps)という大型バス会社のDemDikkとは違う場所にこじんまりとしたバス停があります。そこに、バス会社の指示の通り1時間前に集合して、受付をすませて後は発車するまで何か食べたりボーとして待ちます。そのため、正直受付もあっという間にに済ませる事ができますし、その後1時間待ちぼうけなのでもう少し遅めに行っても大丈夫だと思いました。バスには、ゆったりとしたシート、各席毎の充電コンセント(ただし接続タイプがUSBケーブルです)、フリーウォーター、音楽ビデオが流れているテレビ2台、日光遮断素材の窓がありとても快適です。また、接続のとても悪いWifiサービスもあります。しかし、バス内の荷物スペースが少ないので、リュックは必ずバスの荷台に預けないといけないが少し勝手が悪いです。座席は指定されておらず、早いもの順で好きな席に座ります。このバスのいい点は昼の13時に出発することです。朝が弱い私には嬉しかったです。バスは、一度ティエス州のガソリンスタンドで休憩を挟み19時頃にサンルイに到着しました。このバスはとても快適でした。

旅のおやつ

Salam Transportの待合場所

バスの内部。座席指定はありません。

<UGB(ガストンベルジェ大学)へ>
 バス停から3000cfa払い、UGB大学までやって来ました(夜間料金なので少し高いです)。UGB大学は約6万の学生が勉学に取り組むセネガルで2番目に大きい大学です。日本で1番生徒数がいる日本大学も全てのキャンパスを入れて7万人程度なので、同じ場所に全てのキャンパスがあるこの大学がいかに大きいか分かると思います。また、セネガルで1番大きいUCAD(ダカール大学)は1つのキャンパスに生徒数が10万いるそうです。規模が違いすぎて驚きますよね!とにかく、タクシーでUGBに到着してしばらくタクシーで大学内を移動して、やっと寮に到着するくらい大学が大きいのです。そして敷地内には、レストラン、ブティック、理髪店、沢山の屋台があり、そこに学生が集まり、まるで大学内が1つの街のようでした。学生はVillageAから(おそらく)VillageKまでの3~5階建ての寮の2~3人部屋に滞在しています。私はその中のVillageBの女子寮へ友達と滞在しました。水は一階しか出ないので、いつも下から水を汲んで持って上がらなければなりませんでしたが、素敵な建物で寮生活に憧れを抱きました。そもそも寮に勝手に家族や友人を泊めていいことに驚きましたが、普通に女性が男子寮を出入りできるし、男子も女子寮を出入りできる文化にも驚きました。夜中に女子寮の部屋で男子を含めた話し合いがあったり、それに教授も参加したりするのが普通です。イスラム教という宗教的な理由から、こんな感じでも18禁の男女の関係は決しておこならいそうですが、日本ではない不思議な感覚でした。


<大学の食堂へ>

 この大学では朝50cfa、昼100cfa、夜100cfaの1日250cfa、月に食費が7,500cfa(1,800円)で済むそうです。こんなに食費が安いなんて、ただただ驚くばかりです。学生は食堂の料理には飽きてしまうので、たまにレストランに行ったりするそうですが、基本は食堂を利用しているようです。大学に着いた当日は友達が食堂に連れて行ってくれました。そこで沢山の学生と共に牛肉と玉葱ソース、フリット、フランスパンを食べました。普通に美味しかったです!ただ、学生の数に対して食堂が小さいので食堂前には長蛇の列ができていて、その点は大変だなと思いました。

夕食100cfa

久しぶりに友達に会いました。