セネガル日記_Diourbel,Touba_4日目

9/5(火)

 マガルトゥーバに参加した日本人のブログで、行きの渋滞よりも帰りの渋滞が恐ろしいと書いてありましたが果たしてどうだったでしょうか。

帰りの写真。マガルの時期は車が不足するので、こういう乗り方をしている人をよく見かける。

 実は昨日、私達が土曜日の行きがけに九人乗りで15万cfaと値段をふっかけられた車の持ち主が同じ家に滞在していたことが判明(セネガル人の友達は全員気がついていたらしい笑 なんで教えてくれなかったんだい!)。私なんかご飯の席でその人と普通に会話して第二夫人にならないかまで言われちゃったし、めっちゃ気まずいじゃん!ただ、その奥さんは素敵な方で、アジアの文化に深く興味を持たれており、ウォロフ語とフランス語に加え、英語とアジアの言語(日本語、韓国語、中国語)を少し理解できる方だったので、とても会話が弾み1時間半ほど話あっていました。その甲斐あってか、その運転者さんが帰り1人1万cfaでセットプラスを見つけてくれて、今日は朝方家でゆっくり過ごしことができていました。トゥーバの自宅まで来てもらって、ダカールの自宅まで送り届けてくれるなんて最高すぎます。

最後の朝食

 朝ごはんを9時半に食べて、全員で写真撮影をし、10時半に出発しました。友達と何時に自宅に帰れるかゲームをしてその時間に1番近かった人がシャワーに1番目に入れるというルールで、何時に自宅に到着するかゲームをしました。まずは、どうして優勝特典がシャワーだったかというと、トゥーバの水風呂問題は深刻で昨日から今日にかけて本当に水がなくなり、トイレが流せなくなったり、身体を十分に洗えていなかったためです。この家は本当に恵まれていてほんの半日だけしか水には困らなかったですが、この時期のトゥーバならではの体験をしました。洗濯はもちろんできないですし、身体もしっかり洗えないので汗拭きシートを持って行った方がいいですよ。そして、何よりトイレが流せずそのままなので、想像できると思いますが。。。ここでは、みんなが気にならないなら、穴を掘ってした方がマシだと思いました。さてさて、いつ帰れるかゲームに話を戻しますが、10時半に出発で、1人は19時半、2人目は20時半(私)、3人目21時半…どうなるでしょうか。

 残念ながら、帰りは思った以上に空いていて、快適です。たまに事故がありその周辺は混雑しているのですが、それ以外はスイスイ車が走っていきます。凄いスピード、120km/hくらいで窓を全開にして走っています。こんなにスピードを出している時に日本では窓を全開にはしないと思いますが、セネガルではエアコンの代わりにこうして車に風を入れているのです。体感としては以外に快適です笑 日本の高速道路じゃあり得ませんが笑 そして結局自宅に到着したのが13時半、わずか3時間で帰ってこれました(信じられません)!ダントツで19時半と予想していた子の優勝です笑 話を聞くとこの翌日に大きな事故があり首都ダカールに戻ってくるのに8時間近くかかったそうです。

 

 私はとても快適なマガルトゥーバを過ごさせてもらいました。トゥーバにはホテルがないので行く際はセネガル人の知り合いがいないと厳しい状況でしたが、友達に恵まれて行くことができました。そして、この時期は全ての食べ物が無料で提供していただけるため、今回の3泊4日で使ったお金は、交通費の2万5000cfa(6000円)だけでした。なんてありがたかったのでしょうか。ここでまた沢山のセネガル人とお友達になりましたし、多くの方がダカールに住んでいるのでまた会うことができるでしょう!!私は、お土産として持って帰ってきたトゥーバ産の水を見ながらこの旅を振り返りました。

トゥーバ産の水。TOUBA SAMがトゥーバ産に見える笑