セネガル日記_Thies,Thies_1日目

 8月25日(金)から2泊3日でダカール州の隣のティエス州ティエスに住むセネガル人の友達の家にホームスティさせてもらいました。これから何回かに分けて、ティエスまでの行き方とそこで体験した経験をBlogで紹介したいと思います。ここで紹介することは全てセネガル人の友達が教えてくれたことです。彼女と彼女の家族のおかげでローカルなティエスの魅力に沢山触れることができました。

ダカール発のColobaneの場所

 ダカールからティエスまではDemDikkというバスで行きます。予約などは特に必要なく、まずColobanというバスターミナルに行きます。タクシーで行く際はRond-point Colobanを目的地にすると、少しバス停まで歩きますが少し値段が安くなります。バスが数台並んでいるターミナルに着くと、人だかりのできているチケット売り場でチケットを2000cfa(470円)で購入し、バスに乗ります。バスには時刻表はなく座席が人で一杯になると出発します。座席と座席の間や通路が広いためかなり快適な旅ができると思います。クーラーはついていないのですが、走行中が窓から風が入って涼しいです!しかし、日中の日差しの強い時間に乗ると大変な思いをされるかもしれません。こんな感じのバスに1時間半ほど揺られると、あっという間にティエスに到着します。1つ注意点としてはティエス州に入ると途中下車する人が何人かいらっしゃるので、うっかりそこで降りないでくださいね!

ティエス行きのバス、他にも違う種類のバスが来ることもあります

2000cfaのチケット

座席も広くて快適です

 

 ティエス州ティエスの終点に到着するとタクシーで目的地に行かれると思います。ただ、ここでは首都ダカールで利用できていたタクシーアプリ「Yango Lite」や「Heetch」は使えません!自分でタクシーと交渉しなければならないのです。大体の相場が1000cfaくらいで、ダカールよりもメートルあたりの値段が安いです。ただ友達によると、コロナ前までは一律500cfaだったそうで、ティエスの住民はタクシーの値上げに不満があるそうです。今では、ティエスのもう一つの足のシャーレット(馬車)も800cfaくらいしますしね。

 ダカールの家を17時に出て、友達の家に19時半頃に到着して、お話したり、家族に挨拶したり、シャワーを浴びたりして22時半に夕食が出ました。セネガルタイムの夕食に慣れていなかったので、途中お腹が空いたので友達にMbourakéというセネガルのおやつを食べさせてもらいました。Mbourakéはパン、ピーナッツバター、砂糖、バニラシュガーなどで作られており、ピーナッツクッキーを粉々に砕いたようなお菓子で、シンプルで美味しかったです。少量で満足できるので完食にぴったりなおやつでした。そして、夕食には牛肉と玉ねぎのソースがかかったマカロニとフランスパンが出ました。セネガルでは昼にお米を食べて、夜にはスパゲティ、マカロニ、クスクスなどお米以外のものを食べる家庭がほとんどです。どうしてかは、その友達も知らないみたいでしたが、「夜までお米を食べるのは私には重たいかな」と言っていました。日本では3食お米を食べていた私は、この文化が本当に不思議でしたし、確かに一度夜にカレーライスを作ってセネガル人に振る舞った時は、お米を残している人が多かったです。ただ、このお米を夜に食べない文化にも例外があって、ラマダンというイスラム教徒の方が1ヶ月間日が昇っている間は飲食をしない期間には、夜にお米を食べることもあるそうです。ラマダン(断食)って何歳からするんだろうと疑問に思って聞いてみました。すると、女性は生理が始まってから、男性は脇毛などホルモンの症状が出てからやり始めるそうです。イスラム教徒の方は赤ちゃんの頃から断食をするのかと思っていたので、勉強になりました。

Mbouraké

夜ご飯

 

 ところで、セネガルでは食事を家族全員で囲んで食べる文化があるのですが、招待してくれた友達の家庭はお客さんが緊張して十分に食事を食べれないのを避けるために、わざわざ他の家族や親戚の方と食事を分けるようにしているそうです。これも素敵なおもてなしの1つだなと感じました。