セネガル日記_Ziguinchor,île de CARABANE _1日目は長い道のりでした

 

 9/10-9/20まで、カザマンス地方(ジガンショール州)カラバン島でUGB Verte主催の環境キャンプに私ともう1人日本人の学生と参加しました。このキャンプはUGB大学が毎年主催しているもので、今年は55人の学生、社会人、教授が参加しました(ほとんど学生です)。

 

 今年はManifestationの影響で、ダカールからジガンショール行きのバスが出ていないということで、バスで行くことになったそうで、そのバス旅が本当に長く大変でした。そして、この旅は初めからはちゃめちゃな始まりでした笑 前日の朝に突然カラバン島行きの団体が手配してくれたバスが私達の住むダカールに来ない事を連絡され、急いでパッキングを済ませて隣の州のティエスに住む親切な日本人の方に泊めて頂きました。前日はゆっくりする予定でしたが、泊めてくれる人を探したり、隣の州への移動で大変バタバタした1日となりました。泊めてくれる方がいらっしゃらなかったら、そもそもこのキャンプに行けなかった可能性が大きいので、前日は朝から心臓に悪かったです。そして翌日6時に泊めて頂いた方の家を出発し、待ち合わせ場所に6時半に到着、そこから2時間くらい待ちました。このバスはセネガルの北部のサンルイを夜中の3時に出発してこの場所に6時に集合だったため、サンルイの集合場所で学生が来ないなどが理由で予想以上の遅れが出たんだと思います。それでも、2時間の遅れはさすがのセネガルタイムですよ笑 8時半に出発してムブール、カオラックでそれぞれ1時間休憩を挟み、17時頃ガンビアに差し掛かりました。国境を越える際に、一度バスを降りて、セネガル警察とガンビア警察の2回イミグレーションカウンターで軽い取り調べをされました。セネガル警察は無料で通過できるのですが、ガンビアの国境を越える際は外国人はお金を支払う必要があります。ただ、このガンビア警察は気まぐれで金額を言ってくるのでそこが少しストレスになりました。まず、セネガル人とは違う部屋に通されて、パスポートを見られた後に金額を言われます。アフリカ国籍の人は1000cfaでしたが私たちは5000cfaでした。どうして日本人だけがこの値段を取られるのかおかしいという人もいれば、初めて国境を越える時はこの値段を支払うんだという人もいれば、思ったより安くてよかったねという人もいたので、この値段が高いのか安いのか分からないのですが、他のアフリカ国籍の方とこれほど値段に差があると、同じ学生なのに差別されているみたいで悲しかったです。ガンビア公用語は英語なので久しぶり感動しました。子供達がHow are you?と言ってくれるのです。そして再びバスに乗って、快適な舗装された道や、セネガンビア橋という名称を通り景色を楽しみました。そしてまた国境を出るときにバスを降りてガンビア警察とセネガル警察の軽い取り調べを受て、またセネガルに入りました。ここで帰りの話を少しすると、帰りは外国籍の人は全員国境に入る時に1000cfa、国境を出るときに1000cfa払っていました。私たちは行きと比べてとても安かったで2回目から安くなる説が大きいです。ただ、他のアフリカの外国籍の人は行きは1000cfaで通れたのに帰りは2000cfaになり怒っていました。本当に値段はガンビアの警察次第なんだと思います。そして、ジャーナリストの職業の人は全く払わなくてもいいそうです。

 

 

ガンビアで購入した水

 

 話を戻して、ガンビアの国境を出たのが18時半で、そこからカラバネ島に向かってさらに進みます。ここからは道がとても悪くなりスピードが落ち、船着場のElinkinエリキンについたのが夜中の24時です。船着場へは22時頃に着くと期待していましたが、その時間が過ぎたあとはただただ綺麗な星空を楽しんでいました。船着場について、真っ暗な中筏のようなボートに荷物を詰めて、まるで移民としてスペインに向かっている気分だねとセネガル人と冗談を言いながら、30分船に揺られて、やっとカラバン島に到着しました。どこのホテルからと楽しみにしていると、そこから30分ほど砂浜を歩く必要があったみたいで、真っ暗で眠たい中、重たい荷物を持って必死に砂浜を歩きました。そして、2時半に宿泊施設に着いて、部屋割りをして4時半にニワトリが鳴く中で夜ご飯を食べて寝ました笑 この日の経験は一生忘れないほど面白いものになりました。朝6時出発、到着2時半、約20時間半の旅でした!!

 翌日は10時くらいまで寝させてもらったので、安心してください笑