セネガル日記_ダカール観光_Phare des Mamelles(マメルの灯台)

Phare des Mamelles


 マメルの灯台の「マメル」とはフランス語で「乳房」と言う意味で、ダカールの西側のマメル地区には名前の通り2つ丘があります。その丘の上には、1つはアフリカルネッサンスモニュメントが、そしてもう1つはマメルの灯台が建っているのです。

 以下、マメル灯台のホームページからこの灯台の情報を紹介します(phare des mamelles)。「1864年、標高126mの2つのマメル丘のうち高い方の丘に建てられた同名の灯台は、喜望峰と並んでアフリカで最も強力な灯台とされている。また、セネガルの国家遺産の最も古いシンボルのひとつでもある。高さ16mの歴史的建造物の頂上には、「ビッグ・ランプ」と呼ばれるフレネル・レンズが水銀槽の上で1回転5秒の速度で回転しており、このレンズは増幅器として機能し、53kmの範囲を照らしている。150年以上もの間、この発光コードは暗闇の中で5秒ごとに白い閃光を放ち、ダカールに近づいていることを船に知らせてきた。マメル灯台は、アフリカで最初の上陸用灯台である。20世紀初頭には、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリやジャン・メルモスを含む、ここに上陸したAéropostaleのパイロットのためのガイドの役割を果たした。マメル灯台は今でも、ピローグに乗った多くの漁師たちにとって貴重な目印であり、毎日数マイル沖に出航している。青く広大な大西洋に面した真の戦略的要衝であるマメル灯台は、ダカールで最も高い場所にあり、カーボベルデ半島の素晴らしいパノラマを提供している。」この灯台は現在ミュージアムとなっており、見学できます。しかし、ホームページには前日灯台は空いていると書かれていますが、行った際に平日は灯台へ登れないと言われてので、行かれる際は気をつけて下さい。

レストランからの写真。奥に見えるのが灯台です。

 

 灯台のすぐ隣にはスタイリッシュなレストランがあります。先日このスタイリッシュなレストランで友人の送別会にディナーに行きました。まず、電話で予約をして(金曜日、週末は予約制のよう)、ドレスコード(カジュアルな服でもいいがサンダルはダメ)に気をつけて出発。丘の麓までタクシーで行き、それからPhare des Mamelles専用のバスで5分ほどかけて灯台のところまで行きます。もし、歩く場合は30分くらいかかるそうです。週末はコンサートが9時から23時くらいまであって、それ以降深夜2時半までクラブになります(曜日によって違うのでホームページで確認して下さい)。お勧めは、少し早めにレストランにきて夕日を眺め、ドリンクを頂き、20時過ぎに料理を注文すると音楽を楽しみながら食事ができます。迫力のある歌に生演奏に気分が高揚すると思います。お値段は普通のレストランと比べて高いですが、25000cfa(6000円)程でメイン料理、デザート、カクテル、ペリエそして深夜まで続く生演奏を楽しむことができます。そして素敵なのが、ここでデザートのバースディケーキを頼むとプロの歌手の方がハッピバースディソングを歌ってくださいます。深夜近くになると、徐々にノリノリの曲にDJが加わり、眩しい照明の中で皆んなが踊り始めました。私が行った時に流れていた曲は、馴染みのあるアメリカの洋楽もあれば、フレンチポップなどもあり当たらめてフランス語圏にいるんだなと感じました。異次元の体験ができる空間でした。

21時、日が落ちてからコンサートが始まりました