セネガル日記_セネガルのおやつ、「ベニエ」と「ファタヤ」

 今日はセネガルのおやつを2つ紹介します!!

 

ベニエ

 Wikipediaによると、ベニエはフランス語で「揚げた生地」を意味する言葉で、ドーナツに似たペイストリーと書いてありました。セネガルでは女性が、道端に大きな油を入れたお鍋を置いて、このお菓子を揚げている光景をよく見かけます。販売している方によって味も大きさも異なり、大きく食感が軽い揚げパンに近いものもあれば、中ぐらいの大きさで沖縄のサーターアンダギーに近い食感のものもありました。それぞれ特徴はありますが、ハズレのベニエには今まで出会ったことがなく、どれも美味しかったです。日本人の口に合ったおやつだと思います。1つ大きさにもよるのですが、50cfa〜100cfa(24円)程度でしっかりお腹にたまるセネガルのおやつです!

 セネガル人に聞くとベニエは主に4種類あるらしく、ノーマルなベニエ、ふわふわした食感の「ベニエポフポフ」、ノーマルなベニエに甘いココナッツパウダーがかかっている「ベニエココ」、小麦粉の代わりにミレットという穀物が使われている「ベニエドグ」の4つです。その他にも、ベニエの中にバナナが混ざっている「ベニエバナナ」や、ガンビアでよく作られるコーンの粉から作られる「ベニエコーン」などがあります。私は主な4つのベニエを食べたことがあるのですが、一番「ベニエココ」が好きでした。セネガルに来た際は、この安くて美味しいベニエの食べ歩きをしてください。

ベニエを道端で揚げている様子

揚げたてのベニエ(1つ24円ほど)

②ファタヤ

 続いてファタヤを紹介します。ファタヤはスパイスの効いた肉が詰まった生地を揚げたものです。生地の中には、油で揚げても負けないくらいインパクトのある具が入っていて、その味はスパイシーというよりかは味付けが濃いという表現が合っている気がします。とても美味しいです。小さいですが、食べ応えがあるためお腹に溜まります。小さいサイズのものが多く、大体100cfa(24円)で、ベニエなどの他のおやつと一緒に売られているストリートフードの一つです。おやつとしてはもちろん、いくつか買えばファタヤだけで一食分になります!

上段がベニエ、下段がファタヤです

 今日は代表的なおやつを2つ紹介しましたが、これからも紹介していきます。

 Au revoir(じゃあね)!!