セネガル日記_エチオピア航空ではるばるセネガルへ

セネガルに来てもうすぐ3ヶ月が経とうとしていますが、これまでの1番の冒険はなんと言っても日本からセネガルまで1人で飛行機を乗り継いでやって来たことです!

 

私は団体からもらった往復234,490円のエチオピア航空のチケットでセネガルまできました。4月6日18時30分に成田国際空港を出発し、ANAとのコードシェア便スワンナプーム国際空港(タイ)へ行き、そこからエチオピア航空に乗り換えボレ国際空港(エチオピア)へ、ボレ国際空港に4時間ほど滞在してセネガル行きの飛行機にのり、途中モディボ・ケリタ国際空港(マリ)で乗客の半分くらいの人が降りて4月7日17時40分ブレーズジャーニュ国際空港(セネガル)に到着しました!23時間プラス時差9時間分を合わせた32時間後にやっとセネガルに到着したのでした!ちなみにセネガルの方が日本より9時間遅いので、時間を得した気分になりました(セネガルが4/7の17時40分の時、日本は4/8の深夜2時40分でした)。

eTicket


 はじめ団体からのeTicketをもらった時は僅か20万円程度でアフリカに行けることの驚きと、アフリカの航空会社でセネガルに行ける喜びと、エチオピア経由だったのでアフリカ大陸の東から西まで飛行機で横断できることへ胸の高鳴りと、もう兎に角セネガルに行けることが楽しみで楽しみでなりませんでした!! しかし出発が近づいてくるに伴って、これだけ多くの乗り換えを1人でどうすればいいのだろうか、本当に途中の空港で迷わずセネガルに辿り着けるだろうかなど不安になってきました。また、恐ろしかったのが、タイのスワンナプーム国際空港は検索すると地図が沢山出てくるのでこの階に乗り換え口があるんだなと事前に心構えができたのですが、エリオピアのボレ国際空港とセネガルのブレーズジャーニュ国際空港の地図は全く出てこなかったのです(マリのモディボ・ケリタ国際空港は飛行機に乗りっぱなしだったので特に不安はありませんでした)。乗り換えの不安とセネガルに到着後に無事荷物を回収できるかの不安、何か言いがかりをつけられてトラブルに巻き込まれないか沢山不安を感じていました。

 

 ここからは私の体験を残しておきます。成田国際空港を出発後、ANAの日本語が通じる快適な環境でタイまで向かいました。ここから、いよいよ身を引き締めていく必要があります。到着後、人の流れに従って歩いて、途中の十字路にあった案内所で乗り換えゲートはどこなのか聞いて手荷物審査の後、搭乗口の階までいきました。そして目的のエチオピア航空の場所である端の端まで20分ほど早歩きで歩きました(途中自分は道に迷ってしまったと思うほど遠かったです)。やっと辿り着くとそこにはほとんど黒人の人しか居らず急に視線を感じるようになりこれからアフリカに行くことを強く感じました。無事深夜1時50分発の便に乗れ、眠りにつき、目が覚めると朝になっていました。エチオピアの街が朝日に染まる様子が綺麗に窓から見えて感動しました。ボレ空港では到着後すぐバスに乗りターミナルに移動しました。そこで、たまたまタイ在住でこれからケニアに旅行予定の日本人ご家族の方とお会いしました。まさか日本人の方に会えると思っていなかったので、思わず声をかけてしましました。ターミナルに到着後エチオピアに出る人と乗り換える人の2つのレーンが別れており、乗り換えの方で手荷物審査を通過した後に、エスカレータで上の階に上がり、さまざまなショップが並んでいるフロアに出ました。そのフロアで私はバスで会ったご家族のご好意に甘えてボレ空港で3時間ほどエチオピアコーヒー(少量でとても甘い)を飲みながらと一緒に過ごさせていただきました。とても素敵な時間でした。ありがとうございます。その後、またターミナルからバスで移動し(ビジネスクラスとエコノミークラスでバスが違います)飛行機に乗りました。エチオピアに着くまでは基本英語とエチオピア語のアナウンスだったのが、この飛行機からフランス語のアナウンスが加わり一気にセネガルの気分になりました(セネガル公用語はフランス語とウォロフ語で英語を話せる人がほとんどいません)。そしてマリで一度飛行機が止まり、乗客の半数近くが降り30分後くらいにまた離陸し、2時間くらいでセネガルに到着しました。このアフリカ大陸横断の旅が飛行時間12時間と最大のフライトで本当に疲れました。でも、まあ無事にセネガルに辿り着けました!セネガルに到着後、またバスでターミナルまで移動して(エチオピア航空の特徴なのかもしれません)、同じ階の入国審査をしました。全てフランス語で全く何を言っているのかわからなかったですが、パスポートを見せて指紋検査をして、その後の質問に「え?どういうこと?」みたいな顔をしていると嫌な顔をされますが通過できました。そして荷物も無事に東京から私と同じく何度も乗り換えをして無事にセネガルまでやってきていて、荷物の検査もあっという間に終わり、迎えにきてくれていたルームメイトとドライバーさんと合流し、私はやっと肩の荷が降りたのでした。