セネガル日記_SEDHIOU_1日目、ホームスティ先に着きました_1104

 友達の家は、セジュウ州の首都セジュウの4つ前のKoussy(クシー)という場所にあります。事前にバスの運転手さんに「Koussyで降ろして欲しい」と頼み、そこで降ろしてもらいました(DemDikkは途中下車が可能です)。2時間の遅れがありダカールを出発したのが10時頃で、Koussyに到着したのが20時。9月のサマーキャンプの時、セジュウ州の左隣のジガンショール州に行った時に19時間かかったのを考えると、とても楽な旅でしたが、1人での移動とういことでどっと疲れました。

 到着してすぐにご家族のもとへお菓子の手土産を渡し挨拶巡りをした後に、ウェルカム昼ごはんとドリンクを用意して頂いきました。長旅でパンとフルーツしか食べれていなかった私はお腹がとても空いていたのでパクパク食べました。友達に「セネガルの家庭でこの時間に夜ご飯が出るのは珍しいね。大体22時ぐらいに夜ご飯を食べるのが普通だと思っていたのに」というと、「それは昼ごはんだよ。後から夜ご飯がくるよ。」と言われて今自分が食べているのが昼ごはんだと気がつきましたが笑 このままいくと夜ご飯がお腹に入らないと思いましたが、美味しかったのでお腹いっぱいになるまで食べました。その後、友達に一度シャワーを浴びたらと勧められ、シャワーを浴びることにしました。このあたりの家はシャワーはなく、井戸で水を汲んでその水を使い身体を洗うという感じでしたが、井戸の水は濁りがなく本当に綺麗でしたし、身体を浴びるスペースは家の中にあり想像していた地方の過酷さ(9月のサマーキャンプが過酷過ぎたのだと思います)は全くなく綺麗で衛生的で快適でした。その後、夜ご飯を食べ、セネガルのおもてなしのお茶「アタヤ」を飲んだ後に、地元の友達と夜のKoussyの散歩に連れて行ってもらいました。Koussyはセネガルの田舎の町ですが、とても住みやすそうな場所だなと感じました。

 ちなみにこのエリアの現地語はプラ語とマンデン語で、今まで習ってきたフランス語やウォロフ語はあまり伝わりませんでした。ここの地域の人は自分の言語を文字ではなく、音からのみ学習したと思うと、私にはその感覚がとても不思議でした。また、バイクやスマホなどある部分は発展しているのに、井戸から水を汲んだり、料理は自分たちで火を起こしたりなど、ある部分は日本の何十年前の生活をしている部分にもとても違和感を感じました。ただこの場所で生活するのはキャンプサイトのコテージに泊まっている感覚であまり不便ではないと感じました。

ウェルカム昼ごはん

ウェルカムドリンク、ヨーグルトとバナナ

夜ご飯、22時、コルダというカザマンス地方の郷土料理

アタヤ

地元の子供達と。