セネガル日記_Fatick, Toubakouta_宿泊施設、CAMP NATURE NEBEDAYの紹介

 

  7月に訪れたファティック州のトゥーバクータに、学生キャンプに参加するため、縁があり再び訪れることになりました。今回のキャンプでは22人ほどの学生が参加し、セネガルの国旗🇸🇳の「緑」「黄」「赤」で班分けされてトゥーバクータの環境についての講義を受けたり、実際に植林をしたりしました。その活動中に滞在していた宿泊施設、「CAMP NATURE NEBEDAY」の紹介をしたいと思います。

 2011年6月に設立されたNEBEDAY協会は、セネガル環境保護団体です。その名前は、セネガルを象徴する木、モリンガ(ウォロフ語でネベデイ)に由来します。NEBEDAY(モリンガ)は英語の "Never die"(決して死なない)に由来し、この木を生命の木としています。NEBEDAY協会の主な目的は、地域住民による、地域住民のための、参加型自然資源管理です。保護地域(コミュニティ林、海洋保護地域など)を中心とした活動を行うことによって、これらの地域の価値を高めることです。

 

4人用テントで、上に大きな雨よけのテントが張られている

 

 このキャンプ場はトゥーバクータのバオバブの森と呼ばれるところにあり、沢山のバオバブに囲まれた場所で生活しました。4人用の山テントを1人1つずつ振り分けてもらったので、プライベートが保護されていましたし、また4人用テントでしたので広々と快適に生活できました。マットとシーツがあらかじめ用意されており、マットにシーツを広げて敷くと十分快適な空間が出来上がりました。水事情は、水道から綺麗な水が出るためかなり快適でした。トイレやシャワー室は男女分かれての共同で、屋根がないオープンな建物でしたがが、トイレは水洗で水が流れますし、トイレもシャワーも部屋が沢山あるので混むことはありませんし、使い勝手がよかったです。シャワーは水を汲んでシャワー室で浴びるタイプのものでした。ジガンショールのカラバン島での過酷なキャンプに比べるとここは本当に快適でしたし、日本でキャンプするのと同じくらいの感じでした。唯一大変だったのが、キャンプの3泊4日の間に激しい雨が降ることがあったのですが、その時に雨よけのテントの上に張っていた大きいテントに水がたまってテントのスレスレになるまで下がってきてことです。男性陣がひたすらそのテントから水を落とす作業をしていましが、寝ている時に土砂降りになっていたらどうなっていなのかと思うとドキドキしました。

水洗のお手洗い。こういった建物が横に沢山並んでいる

 このキャンプ場は猿や鳥が沢山遊びに来てくれるので、それも面白ろかったです。あまりにも自然に囲まれた素敵なキャンプ場だったので、日記帳には文章ではなく絵を描きました笑

この森に住むお猿さん。朝起きるとテントの前にいます。