セネガル日記_危険な物売りにはご注意を_0614

セネガルには商品を持ち歩きながら販売する物売りが沢山います。

大きく分けて、車に乗っている人を対象にいている物売り(渋滞が起きているところに出没します)と、歩いている人を対象にしている物売りがいて、1人ひとり違ったジャンルの商品、例えば日用品、フルーツ、ナッツ類、本、水、服、お土産など色々なものを売っているのを見かけます。大抵の物売りの方は道ゆく人に話かけ無視されると諦めて立ち去るのですが、中には無視されても諦めずになんとか買ってもらおうとする危険な物売りたちもいます。今日私はそういった物売りに久々に遭遇して被害を受けたので、参考までにどういった物売りが危ないのか記録しておきます。

そいうい危険な物売りたちは大抵がアクセサリーやセネガルのお土産を売っている物売りで、観光者を対象としている人たちが多いと思います。まず、自分の売っている商品を「私たちの気持ちだから、無料であげる」と言って私たちに身につけさせるか、観光地なら「写真をとってあげる」と言って近づいてきます。次に、自分が大変な生活をしているから商品を買ってくれと強く訴えかけてきます。そして断っても絶対に諦めさせてくれませんし、プレゼントしてくれたアクセサリーを外そうとすると力づくで止められます。もしネックレスをつけてしまって外す素振りを少しでも見せようものなら腕を押さえこまれて妨害されますし、もし腕輪をつけてしまって外そうとすれば手をつねられるかもしれません。少なくとも私はそうでした!!私は、物売りの方が力で押さえ込んできたことにはあまり恐怖は感じなかったのですが、その人たちの「なんとしてもここでお金を取らないと」という危機迫るような目線に圧倒されてしまいました。日本ではそんな目をした人は見たことがありません。

怖い思いをされた方がいらっしゃったらごめんなさい。でも、そういった物売りは少数派です。本当にたまに生きるのに必死な方がいるだけで、普通はしつこいなと感じる程度の物売りの方しかいません。もしかしたら露店を持たない物売りの中で売っている商品によってヒエラルキーがあるのかもしれません。ただ、アクセサリーやセネガルのお土産を持っている物売りの方で、商品を身につけさせようとしたり、自分の生活が大変だということを強く訴えてくる人がいましたら注意してください。

対策としては、立ち止まる時は警備員さんのいる近くにいること、商品を身につける前に歩いて距離をとること、お店の中に入ることです。そして、埒が明かない場合は買うと言って値段交渉すると穏便に済ませられると思います。

では、また!